【電話にまつわる怖い話】テレアポの恐怖体験

営業職であれば誰でも当たり前のように行うテレアポ。
アルバイトとして見ると、営業スキルが必要な分、一般的なバイトよりも給料が良いので人気の仕事でもある。
今回の話は、そんなテレアポ現場で起きた恐怖体験である。

ジャンル:電話にまつわる怖い話
怖さ:★★☆☆☆
長さ:★☆☆☆☆

テレアポの恐怖体験

ちょっと前にテレアポのバイトをしていた時なんだけど。
そこでバイト仲間の一人が妙なことになったんだよね。

俺は壁際で、隣は湯原(学生:男)って真面目な奴しかいないんで、その会話を聞き流しつつ、めんどくせーとか思いながら俺もリストにしたがって順番にノルマやっつけようとしてた。

インカムでふさがれてない左耳に

「はい…7月の…18日ですね…渋谷。はい、確実に」

って湯原の声が聞こえてきて、アポ順調だなー、いいなー、なんて思ってたんだけど、そのあと、

「息が止まるまで何度も、何度も、刺す…はい…死ぬまで…逃がさない」って。

「えっ?」と思ったら、急に湯原が後ろ向きに、事務イスごとぶっ倒れたんだよね。

反射的に見たら白目剥いて泡吹いてて、女子も多い事務所だからパニック状態になっちゃって。

すぐに社員が救急車呼んで、湯原は近所の病院へ運ばれたらしいけど、その後出勤してくることはなし。

テレアポで営業かけてたのは某CSのチューナーだし、刺すだの死ぬだの物騒なキーワードが出てくるのは常識的にありえない。

湯原はどんなお客さんとどんな会話してるんだよ、と。

通話記録(直前の会話分だけ録音してある)も残ってるはずだと思うんだけど、バイト先からは何の説明らしきものはなかった。

で、偶然湯原を見かけたんだよね。おとといの飲みの帰り、始発電車の中で。

面白みもない感じの普通の学生って感じだった湯原が、ガラガラの車内の真ん中で突っ立ったまま、よだれを垂れ流しながら恍惚の表情で笑ってて、見るにたえなかった。

電話一本で何があったんだろう・・・

テレアポの恐怖体験 解説

営業先は名前の通った大企業のようなので、殺すといった物騒な話は出るはずがないし、相手が法人であるならば暴言をはかれるようなこともほぼない。

※管理人のこぼれ話
管理人も営業職をしているが、テレアポ現場で突然寄生を発し倒れたり、精神病で再起不能になった仲間や上司をたくさん見てきました。
電話営業というのは神経をすり減らす職業なので、この話は心霊現象というより精神的ダメージを蓄積した結果、おかしくなってしまった可能性が高い。

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