【電話怖】少女の受難 助けを求める幽霊からの電話

電話は遠く離れた人とも瞬時に電話ができる便利なツールである。
現代において、電話は個人ではもちろんのこと、ビジネスの場では必須アイテムと言っても過言ではない。
しかし、電話はその性質上、声と番号のみで個人情報を判別しているため、時に「間違い電話」や「なりすまし電話」が発生する。
電話にまつわる怪談は、「電話」というツールが誕生した当初から語られているが、携帯全盛となった現代においても未だに存在する。

スマホが普及した現代においては、電話黎明期よりも人ならざる者から電話がかかって来る可能性は高いといえる・・・。

さて、今回の話は、固定電話にかかってきた不可解な電話を取ってしまった子供の物語である。

ジャンル:電話にまつわる怖い話
怖さ:★★★☆☆
長さ:★☆☆☆☆

少女の受難 助けを求める幽霊からの電話

小学校5年生くらいの時の夏休みだったと思います。
私の家から近いばーちゃんの家で「あなたの知らない世界」を見ていました。
その時ばーちゃんとうちの母親は買い物に出かけており、私はばーちゃんの家で一人でテレビを見ていたんです。

すると突然、電話が鳴りました。
テレビはちょうどCM、家には他に誰もいないから私が出るしかありません。

「もしもし」

と電話に出ると、電話の向こうから聞こえたのは可愛らしい女の子の声。
多分、幼稚園くらいの女の子。

「おかーさん、いますか?」

うちのお母さんのことだろうか?と思い、

「いないよ、今お出かけしてるの」
「おかーさん、いますか?」

何度もそればかりを聞く女の子にちょっとイライラしつつも、いないよと繰り返します。

「おかーさん、いますか?」

そこで私はもしかしたら自分のお母さんを捜しているのかもしれないと思い、

「お嬢ちゃんのおかーさんのこと?」

と聞くと、彼女はたどたどしい言葉で

「お母さん、いないの。お兄ちゃんは死んじゃったの。お父さんも死んじゃったの」

と。
小学生ながらにこれは深刻な問題なんじゃないかと思って、返事を返すのに困ってしまいました。
困っている間にも彼女は何度もおかーさんはどこ?と繰り返します。
そして段々イライラしてきた私が

「お嬢ちゃんのおかーさんはここにはいないよ!!」

と叫ぶと急に女の子が、

「あなたです」

と低い男の人のような声で言ったのです。
(よくテレビでやってるスローモーションみたいな声)

その瞬間私はサーっと全身の血が引く感覚を覚えて、すぐさま電話を切りました。
テレビのチャンネルを変え、ばーちゃんと母が買い物から帰って来るまでずっと外に出てました。

ばーちゃんと母が帰って来てからその話をすると、気味が悪い悪戯電話じゃないのか?といわれましたが…
私もそうだったら良いとは思っています。

でもこの話は今思い出すだけでも鳥肌が立ちます。
女の子は誰だったんでしょう?
最後の方は泣いていたような気がします。

参考:NAVERまとめ

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