【短編洒落怖】真夜中の公園の怪 ゴミ箱に息を潜める男

昼間は子供やカップルなどでにぎわう公園だが、夜になると周囲は真っ暗になってしまい犯罪率の高い地域では注意喚起の看板が立っているほど。
今回の話は、人とも幽霊とも区別の付かない不気味な男を目撃した女性の話である。

ジャンル:洒落にならないほど怖い話
怖さ:★★★☆☆
長さ:★☆☆☆☆

真夜中の公園の怪 ゴミ箱に息を潜める男

一昨日の夜中、パニック状態で電話してきた女友達の話。

友達は夜勤の仕事帰りで、駅から家までの帰路を紙パックジュースを飲みながら歩いていた。

近所の小さい公園そばに来た頃ジュースが無くなったので、持って歩くのも嫌だからと公園内のゴミ箱へ捨てに入った。

その公園のゴミ箱は金網で出来てるフタとかないシンプルなやつ。友達が紙パックを捨てようとゴミ箱を見ると…、ゴミに埋もれるようにして男の生首があった。

固まる友達。

するとその顔が目を剥いて、はぁぁ~って感じに息を吐きながら大きく口を開いて笑い顔を作った。悲鳴も出ず、心臓が止まりそうになる友達。

とたん、スボッと勢いよく生首が立ち上がった!すくむ友達を尻目にその生首、いや、その人間はゴミ箱から這い出し、一目散に走り去った。

何が起こったのかわからない友達、でもようやく硬直が解け「死体や幽霊じゃなかった…生きてる…人間…っ」と頭で理解しつつ、やっぱり怖いので足早にそこを去ろうとした、その時。

「きぃぃぃぃぃえええぇぇぇぇぇ――――!」

遠くの方で金属を引っ掻くようなおたけびがした。瞬間鳥肌が総毛だった友達は猛ダッシュ!

自宅の玄関に飛び込んで鍵を閉めて初めて足が震えまくってるのに気づいて座り込んだ。

後は怖くて怖くて半泣きで私の携帯に「人間!人間だったけど変質者ぁ!」と、パニック状態で電話してきた…と。

最近、春も近づいて暖かくなってきたからね…。ゴミ箱に人間くらい入っているかもしれないよ…ね。

参考:NAVERまとめ

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