確実に違う!この世界から存在が消えてしまった弟

あなたは子供の頃に変わった体験をしたことはありませんか?住んでいた場所が少し違う、二度とたどり着けなかった不思議な場所に行った、両親や友人の記憶が違うetc…。
時には過去に居たはずの家族が物心付いた頃には居ないことになっていたり。

今回の話は、そんな子供の頃に体験したちょっと不気味な体験談である。

ジャンル:田舎にまつわる怖い話
怖さ:★★☆☆☆
長さ:★★☆☆☆

確実に違う!この世界から存在が消えてしまった弟

突然だけど、俺には古い断片的な記憶がある。
おそらくだけど、俺には昔弟がいた。それは間違いないと思う。

母方の実家(茨城のド田舎)の目と鼻の先には山があって、その山の入口には赤い鳥居があった。家の窓からでもその鳥居が見えるほどの位置だ。

ある日、4歳の俺は弟と一緒にその鳥居の柱の周りをぐるぐる回って遊んでた。ふと気付くと、5~6秒前まで一緒にぐるぐる回ってた弟がこつ然と姿を消してた。

せいぜい太さの直径が60cmぐらいの細い柱の周りを回ってたぐらいで、弟を見失うわけがない。

弟が消えたことを俺は家に戻って母親と婆さんに話した。ここからの記憶があいまいなんだが、母親と婆さんは大人スマイルで笑うだけで、なぜだか適当にあしらわれてしまった。

でも今でも俺の身体には本能的に「弟がいた」という確かなものだけは残ってる。

よく「子供の頃の思い込み」って話もきくけど、不可解な点はいくつもある。

例えば、母親と婆さんに「弟が消えた」と話した深夜のことだが、母親は弟のミニタオル(くまの絵柄)を握りながら泣いてたし、実家から自宅に戻ってきた何日間かは母親と父親の間で変な空気がずっと流れてた。

他にも、俺に聞こえないようなヒソヒソ声で、両親が弟のことを話しているのも聞いた。

そして、弟が消えてから不思議な体験も何度かした。上でも言ったが、婆さんの家の窓からでもその鳥居は見える位置にある。

昼間、鳥居の柱の後ろから白い布みたいなのがヒラヒラしてるのを2~3度見たし、夜にも(暗くてよく見えなかったが)誰かが鳥居の柱の後ろからひょこっと出てきて、すぐに引っ込むのも見てる。

あれから30年近くたった。ここ5年ぐらい、俺は両親とまったく会ってない(ちょっと家庭のいざこざがあった)ので、確かめようがないが、あの赤い鳥居で弟を必死に探した記憶だけは確かにある。

ちなみに俺は霊感皆無。統合失調症ではないし、それ以外の精神疾患もちでもないと思う。

参考:NAVERまとめ

この世界から存在が消えてしまった弟 解説

興味深い話のため解説を入れます。

子供の頃、兄弟で鳥居の回りをぐるぐる回って遊んでいたら弟が消えてしまったというもの。

鳥居とは、単なる神殿の目印ではなく、神の住まう世界と人間世界の出入り口のような意味があり、力のある神社は結界で守られている。鳥居そのものが異世界の出入り口となるため何度も鳥居を回るのは好ましくない。
上記を加味した上で考えられる仮説は3つ。

・単なる記憶違い
・鳥居の力により周波数が変わり異世界に飛ばされてしまった
・田舎に伝わる神隠しのようなオカルト現象

記憶違いではなさそうだし、弟のみ異世界に飛ばされたのであれば行方不明事件として大騒ぎになる。
真相としては、両親の言動から見て田舎に伝わる「何か」が起きたと考えるとしっくり来る。もしくは3つの仮説すべての複合の可能性もなくはない。
1つだけいえることは、目には見えない世界というのは、確かに存在しているようである。

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