【鏡にまつわる不思議な話】冥界へと繋がる不可思議な鏡

普段、我々は何気なく鏡をみて髪の毛の手入れなどをしている。
しかし、鏡に映るものは本当の自分とは限らない。古来より鏡は儀式に使用され、西洋では黒く塗った鏡を使い悪魔を召喚する魔術に使用されてきた。
鏡にまつわる不思議な話はとても多いので、異世界と関わりがあるのは間違いないだろう。

今回の話は、鏡と冥界にまつわる不思議な話である。

ジャンル:不思議な体験
怖さ:★★☆☆☆
長さ:★☆☆☆☆

【鏡にまつわる不思議な話】冥界へと繋がる不可思議な鏡

ある人のお家には鏡が合計20個ありました。

鏡の中には等身大の物から手鏡のものまであったそうです。

ある日、鏡を見て不気味に思った孫娘さんが鏡を壊してしまったらしいです。
その日からです。

孫娘さんが鏡を見て虚ろな目をしています。
母親が、
「どうしたの?」
と聞くと返事はありません。
母親が鏡を見てみると、鏡に見事なヒビが入っていたそうです。

鏡は手鏡であり、孫娘の顔を見た母親は祖父を呼びにいきました。

祖父にはその筋で有名な知人がおり、ヒビの入った鏡と孫娘を連れてその人の元へ行きました。こう言われたのです。

「鏡は冥界をつないでいる。しかし、鏡はその繋がりを塞いでくれているんだ。割ったらどうなるか・・・」

その時、鏡から何かが出てきました。
これは・・・?

なんとそれは孫娘と同じ女の子・・・が出てきているのです。

もう一人の自分・・。
しかし、孫娘にはそれが見えていない様でした。

その時その女の子が、
「鏡・・・直して・・・」
と言ってきたのです。
祖父は全てを察しました。

壊れた鏡を直す事は出来ない。
でも、せめて繋がりを無くすことが彼女への償いだ、と感じたのです。

翌日、鏡はお寺で完全にバラバラにしました。
その代わりに手鏡をもう一度購入し、丁寧に包んで保管。
孫娘のために。

魔除けでもあり、冥界の門を繋ぐ鏡。
不思議な物ですね。

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