【心霊ちょっといい話】豪快な祖母の遺言!?こだまする死者の声

人間の死とは、宗教的な解釈では三次元世界での役目を終えたので神の世界である霊界へ戻るという意味。しかし、辛いのは死者本人よりも残された身内のほうである。
死者の中には身内に泣かれるのを嫌い、逆に笑ってほしいと願う者も少なからずいる。
今回、祖母の死を知った男性が聞いた故人の豪快な声にまつわるちょっと良い話である。
ジャンル:不思議な体験
怖さ:★☆☆☆☆
長さ:★☆☆☆☆

豪快な祖母の遺言!?こだまする死者の声

去年のちょうど今頃の話なんだが。
仕事の関係で俺はほとんど日本にいなかった。
で、六ヶ月振りに日本に帰って来たんだよ。
帰ってきた港の直ぐ近くに祖母と叔父夫婦が住んでる家があったんで、土産持ってな。

んで、いつも通り「おいばばぁ!今年の夏は暑いけどくたばってへんやろな」とか言いながら家に入った訳。
でも祖母の返事が返ってこない。いつもなら「お前こそ死んだと思ってたわ」とか笑いながら出てくるのに。
で、代わりに出てきたのが叔父。「ばあさん、3月に脳梗塞で・・・」って突然言われたんだよ。
慌てて祖父の仏壇のある仏間に行ったら、祖父の遺影の横に祖母の遺影が。
俺もう、大声出して泣いたのよ。祖母は大好きだったのに、その死に目にも会えなかったのかよってな。
そしたら、突然祖母の声が聞こえたんだよ。

「○○(俺の名前)、うちが死んだら笑ってやるって言ってたやないか!笑え!」

ってな。一緒にそこにいた叔父夫婦もしっかり聞こえたらしい。
もうそこからは俺も叔父夫婦も大笑いしながら大泣き。
滲んで良く見えない視界の隅で、祖母の遺影が笑ったような気がした。

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