病院での恐怖体験!トイレに現れる恐ろしい死神

毎日沢山の人々が往来する病院。医師や看護師、沢山の患者、そして霊。
病院は当然人の生と死を扱う場所なので、不気味な噂は絶えない。

今回の話は、怪我をして入院した友達のお見舞いに行った時に想像を絶する恐怖をしてしまった男性の体験談である。

ジャンル:洒落にならない怖い話
怖さ:★★★★☆
長さ:★★★☆☆

病院での恐怖体験!トイレに現れる恐ろしい死神

3年前にね、バイト先の友達がスキーで骨折して、埼玉の武○○病院に入院したんだよ。
そこバイト先から車で15分くらいだったんでね、3日に1度くらい見舞いに行ってた。
俺は霊感というほどじゃないけど、霊の存在を何となく感じることができて、骨折した友達はバリバリ霊感が強い。

確か3回目にお見舞いに行った時の事。夕方だったね。
その病院、階段の踊り場に灰皿があってさ、そこの椅子に座って2人でタバコ吸ってた。
談笑中、突然耳鳴りがして、下の階段を凝視した。見えないけど、何か来たっていうのが分かった。
俺そこをがジーって見てると、友達が服の裾を掴んで「見るな」と。

「やっぱいる?」

って聞くと、

「ろくなもんじゃない。見てるとやばいよ」

詳細を聞くと、体が子供で顔がじいさん。そいつが俺たちを見てニコニコしてる、と。
「うわ、そりゃビジュアルだけでも十分やべえや(笑)」って、笑いながらそこを見てると、
「馬鹿、笑いながら見るな!」って、友達ちょいマジ切れで、俺の手を掴んでひょこひょこ病室に帰った。

「どうしたんだよ?」

って聞いたら、
「お前、笑いながらじいさん見てたろ。そしたらじいさん、突然凄い形相になって、こっちに向かってきたから逃げてきた」

そりゃやばいやって事で、お見舞いに行ってもそこの階段は使わないことにした。

友達が入院して2週間目くらいかな。
その日も夕方だったんだけど、冬だから18時になると外は真っ暗なのね。
だから大抵の人はその前に帰るんだけど、俺は暇だから夕方の面会ギリギリまで友達の病室にいた。

で、時間になったので1階に降りて、トイレに寄って、用を足してトイレから出ようとした瞬間、金縛りにあった。
立ったまま、体どころか顔すらピクリとも動かせない状態。
後ろから物凄い悪意に満ちた視線を感じて、まずいと思ったので、心の中で九字を切って、唯一覚えた魔よけの呪文を唱えた。

体は相変わらず言うこときかないが、何とか顔だけ動かせたので、悪意の正体を見ようと、無理やり顔を捻って後ろを見た。
悪意の正体は女の子だったよ。4~5歳くらいの。
おかっぱ頭で、ちびまる子ちゃんをリアルにして少し大きくしたような。
なんつーんだろ、笑い声が、まさしく「ケタケタケタ」って感じでこっち見てんの。
しかも目がね、空洞なんだよ。真っ黒なの。心底ゾッとした。
消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ!って心の中で叫んでると、女の子が甲高い声で、「さっきおじいちゃんを殺してきたよ」と気味悪い笑顔で言って、ぴょんぴょん跳ねた。
跳ねがどんどん大きくなって、俺と同じくらいの高さくらいまで跳ねた瞬間、一足飛びで俺の所に跳ねてきた。
俺は恐怖とショックで立ったまま失神。

どれくらいか、時間的には1分か2分くらいだろうね、気づいたらその場にへたり込んでた。
あの女の子は死神の類なんだろうか?
霊なんてまともに見たことないのに、あんな形で見ることになるとは・・・・

次の日、もちろん昼間ね。
病院に行って友達に昨夜の出来事を伝えると、

「それって1階の受付から見て、左に10mくらい行ったとこのトイレか?」

まさしくそう。

「そこだよ。あそこやばくね?」

って言ったら、

「ごめん、言うの忘れてた。あそこは使うな。あのトイレはピンポイントの霊道だ」

トイレの霊道はマジでやばいらしく、ただでさえ不浄な場所なのに、そこを不浄な霊が通ると、同調して霊道をはずれ、その場に留まることが多々あるらしい。
俺が見た女の子は、そのうちの一人なのかも。
まるで霊感の無い奴なら気にならないらしいが、俺みたいな中途半端な奴がそいう場所に行くと、危険な目に会いやすい。

んで、

「昨日この病院で、じいさんが亡くならなかったか?」

と、気になってた事を聞くと、

「分かるわけないだろ。毎日誰か死んでんだ。そんなのいちいち気にしてらんねーよ」

そう、大きな病院て、そういうとこなんだよね。改めて気づかされたっていうか。

その1週間後に友達退院したから、もうあの病院には行ってないけど、ほんとに怖い体験だったよ。

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